感情を重ねる

ポカポカと暖かな午後。3週間ほど前に我が家にやってきたチューリップ。

まだ蕾。とても恥しがりやさんのようです。

「まだかな」「まだかな」と気になって何度も覗いてしまいます。

お花の水を替えていると、とても元気なお花、枯れかけたお花、元気のないお花。色々な顔を見ることができます。

私がお花と触れ合うようになったのは、「もっと知らない世界を知りたい」と思った3年前。

今でも通い続けるお花教室との出会いがきっかけです。

それまで花に対して『美しいけど最後は枯れてしまうし、残らないからもったいない』という気持ちが大きく買うこともありませんでした。

お花って安くない。それならもっと形が残るものにお金を使った方がいいよなぁ。と思っていました。

お試しで1回だけ。と思ったけど、どんどん可愛さにはまってしまい通うことに。通い続ける内に『枯れるからこそ美しいのかな』と花に対しての感情に変化がでてきました。

季節によって可愛いさも、枯れる速さも違う。しおれて元気のない日もあれば、日光が当たって輝いている日もある。

なんだか人間みたいだなと思うのです。日々、感情の移り変わりがあったり気候によって気持ちが左右される。

私は花を通して自分の感情をみているのかもしれません。

もしかしたらお一人お一人に自分と重ねている身近なものがあるのかもしれませんね。

さあチューリップはいつ咲くのか?

楽しみです。